●夏生育型は、春~初夏、秋に成長が旺盛になる。冬生育型は初春~春、秋~初冬にかけて成長する…というわけで、夏型/冬型と申しましても、7~8月や1~2月のような盛夏/厳冬の時期には、成長がにぶり、休眠状態になる。夏生育型のサボテンを、真夏の直射日光下に置いたりしては、くれぐれもダメなわけでした。
●水やりの間隔は、10日に一度とか、月に一度…など色々目安があるのですが、飼育環境によって大分変動があるようなので、鉢土の様子を見ながら与えることにしました。
多めにお水をあげる時期は、鉢土の表面が乾いて、3日たったら、鉢の底から流れるくらいお水をあげる。少なめの時期は表面が乾いてから1週間くらい。「なし」の期間は、完全に水やりをストップさせますが、株がしなびてきたら霧吹き、お湿り程度。特に夏の休眠期は、暑さをやわらげるためにも葉水など(日中に水やりをすると、ゆだってしまうので、暗くなった頃にあげること)。
●各管理方法の狭間の時期には、急激に水やりを始めたりするのではなく、じょじょに水やりを増やしたり、日照を多めにしていくなどの方法で、サボテンの成長に合わせて変化させていく。
●レースのカーテンごしで「少し日陰」に。遮光の時期は明るめの日陰に置く。雨が続くなどで日照が弱まった後は、いきなり晴れの日に直射日光にあてることはしない。
●トゲが長いもの、トゲで被われているもの、球体の表面がでこぼこしているものは、明るめに育てる。トゲが少ないもの、ツルンとしたものは、光を弱めにする(サボテン)。
●液肥料は、ハイポネックスの場合、5000~10000倍に薄める。普通の植物は1000倍なので、その溶液を5~10倍に薄めて使うとよいかも。サボテン用の肥料もありますね。
●マグアンプ、鶏糞などの固形肥料を植え付け時に混ぜこみ、液肥は使わない方法もあるということで、この方が根を傷める心配が少なそうなので、現在はこちらを採用。サボテンが成長すると、元肥も使い果たされるので、毎年植え替えをする(多肉は株が弱っている時、、鉢がいっぱいになった時など、必要な年に行う)。
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